豆電球の置き場所

私は自転車のライトに豆電球を使っています。しかしこれが、かなり頻繁に切れてしまって心もとないんですよね
メーカー保証では三十時間の寿命となっています。つまり、一日二時間つけたら十五日で保証期間は切れるということです。通勤や趣味のサイクリングでほぼ毎日自転車に乗っている私にとっては、これを二時間以上点灯させる日はザラにあります

だったらLEDにしろよ、と思うかもしれませんが、そうしない理由はライトの全貌を見せれば分かるでしょう
ナショナル製自転車用ライトFF-292s 通称「探検ライト」 アンティークです。こういうのが好きなんですよね。持ち手からレンズにかけて急角度に広がるデザインが、もう堪りません

しかし、以前電球のソケットにはまるLEDを試した時は、そのデザインが仇となりました。ソケットと風防との間の隙間が足りなくて蓋が閉じられなかったんですね。また、よく考えたらLEDの白い光はこのライトに似合いません。こういった理由から、私は今でも定期的に豆電球を買っています

とはいえ、やはり夜道を走っていて急にライトが消えてしまうのは怖いため、自転車のどこかに付け替え用の豆電球を収納できないかと考えるようになり、バーエンドキャップの裏側に豆電球の収納場所を作ることにしました

現在、多くの自転車のグリップはハンドルバーの両端の穴の部分までを覆うゴム製のものになっています。つまり、ほとんどの自転車にはバーエンドキャップが必要ありません
しかし、私はメンテナンス性を考えて金属で端を固定するタイプのグリップを選びました。このタイプのグリップだと両端の穴を塞げないため、ゴミ等からハンドルの内部を守るバーエンドキャップがついてくるわけです
このキャップの裏側に豆電球のソケットをネジ留めしてしまえば、ハンドル内に豆電球を入れておけるようになります
まず、豆電球のソケットをホームセンターで買ってきました
このコードが出ている場所にドライバーを差し込み、金槌で叩くと中の金属の部分だけを取り出す事ができます
金属パーツから電極同士を絶縁しているパーツを取り外すと大きな穴が開いているため、これを利用してあらかじめねじ穴を開けておいたバーエンドキャップの裏側に留めます
これで完成です
豆電球をはめて自転車につけなおします。これで、今度豆電球が切れた時は、ここにあるものを取り出して使えるようになりました。すぐにライトを復旧できるのはなかなか心強いですよ

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