ホウネンエビ
近所の田んぼで、ホウネンエビを見つけました。非常に珍しい生き物です(少なくとも私の周りでは)。農家のおじさん曰く「昔はどこにでもいたが、数十年前から農薬の使用で激減した」とのこと。しかし、近年は無農薬農家を中心に復活傾向にあるらしいです。
— 黒縁の写真保管庫 (@kurobuchi_4) June 23, 2018
全く以って無害な生き物なのですが、水質変化に弱く、土壌に残る半年前の農薬等が原因で発生しなくなってしまうそうです。
— 黒縁の写真保管庫 (@kurobuchi_4) June 23, 2018
しかし、発生しなくなるとは言っても死んでしまう訳ではなく、耐久卵の状態で農薬がなくなるまで何年も眠っているらしく、無農薬栽培を数年間続けると再び発生するようになるといいます。
— 黒縁の写真保管庫 (@kurobuchi_4) June 23, 2018
ホウネンエビは名前にエビとついていますが、生物学的ににはエビとは縁の遠い生き物です。共通点は甲殻類であるということだけ。しかし、エビと同じように食べることはできるらしく、味はアミエビに似ているのだとか。食べてみたいとも思う気持ちもあるのですが、同時に一度絶滅に瀕した生物を食べるのは少し気が引けます。
— 黒縁の写真保管庫 (@kurobuchi_4) June 23, 2018
ホウネンエビが居た田んぼの範囲を地図にしてみました。◯は少数の個体を確認した田んぼ、◎は多数の個体を確認した田んぼ、×は個体を確認できなかった田んぼです。一枚だけ、位置的に確認しようがなかった田んぼがあります。隣り合った田んぼでも、生息していたりしていなかったりしますね。ただ、生息している田んぼは水源が繋がっていました。
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大量に発生していますね。いつか、全ての田んぼでこのような光景が見られるようになったら、ホウネンエビをかき揚げににして食べてみたいと思います。
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