雨粒の写真
これは雨粒の写真、、、ではありません。厳密には、雨粒のように見える写真です。
空から降ってくる雨粒の写真を撮ったことがある人はいますか? 多分、ほとんどいないと思います。それは普通の装備では不可能だからです。
雨粒は高速で落下しています。だから、カメラで撮ろうとしてもほとんど映らないのです。だから、映画などの雨が降るシーンでは、ゲリラ豪雨並みの水を撒き、さらに自然界ではあり得ないような強い光を当てて撮影しています。
もしカメラで雨粒の写真を撮りたいのであれば、シャッターの長さを調整できるカメラが必要です。スマホで撮りたいなのなら、土砂降りの日を狙うしかありません。一粒一粒が分かるパラパラとした雨をスマホで撮るのは、極めて難しいことです。
最後に、私の写真が何だったのか、種明かしをしましょう。
— 黒縁の写真保管庫 (@kurobuchi_4) July 8, 2018
これが、あの写真の全体画像です。雨粒のように見えたのは、橋から滴る水だったのです。雨粒より大きいので、これならスマホのカメラにも映ります。
因みに、この時私はにわか雨に襲われて橋の下から出られなくなっていました。でもまぁ、面白い写真が撮れたので結果オーライです。
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